フランス紀行 2 日目

パリ出張の現地仕事初日,お昼以降に自由時間ができた. しかし昼食の後,コピー屋さんに寄る任務があるので 行きたかったヴェルサイユ宮殿に行くには遅すぎる. とりあえず,ランチを食べ,コピー屋さんに寄り, 営業時間が毎日 6:30-22:30 までと長いモンマルトルの丘にある,サクレ・クール寺院に行くことにした. ランチは Bouillon Republic というアンティークな雰囲気のあるお店へ.人気店なので日によっては予約で埋まって並んでいるけど,この日はフラッと入れた.座席数はかなり多い. 食べたのは,キュウリのチーズ和え? とアヒル肉のステーキのオレンジソース添え とても美味しかった! コピーの任務を終えて荷物を持って宿に帰ったあと,16時過ぎ頃になり,アベス駅で降りてモンマルトルの丘へ向かう. 途中お洒落なパリのお店が色々立ち並んでいるお土産屋さんにふらっと入って眺めた後,角のアイスクリーム屋さんで休憩し, violette(すみれ)味の薄紫色のアイスを食べた. 日本では見かけないけどこちらではキャンディにもすみれ味がありメジャーな様子.ほのかに華やかな花の香が香る感じの上品な味でオススメ. 他にはピスタチオとかがメジャーだと思う. 乗り放題 IC カードの Navigo semaine を持っていたので,ケーブルカーで行っても良かったのだが,階段を昇って寺院へ. 人がとても多く,大階段に座って,路上ライブなどを眺めている. 寺院への入場は無料だが, まず 8 ユーロの入場料を払ってドーム展望台へ昇る. 階段がひたすらあって,途中外に出て,再び塔の中に入るのだが, 一段の高さが上がり,よりきつくなる. 休憩しながら頂上までついたが,ヘトヘト. 周りの人も,途中の外に出て塔に入るところでまだ階段有るの?と中を見て苦笑いして頂上では息を弾ませている. 300 段あるらしく,思ったよりきつかったので,昇るのに自信がない人にはあまりお勧めできない. でも昇るともちろん景色は良い!360度ぐるっと展望台をまわって見渡せるし, パリには高いビルがまるでなく,エッフェル塔まで見渡せる. 帰りはお洒落な店の辺りでディナーを食べることに.隣のテーブルのが美味しそうだったので,「それ何?」と声をかけて,メニューを指さしてもらう. ワインを味わって帰り,それなりに観光ができました.

September 24, 2024 / [ trip

フランス紀行 1 日目

フランス,パリ出張があり,フランスとイタリアを周遊してきました. ヨーロッパは仕事 10 回以上行ったことがあるのですが,フランスとイタリアは初めてなのでワクワクして 2 日前から眠れませんでしたw どちらも約 1 週間ずつのためかなりゆとりある旅でした. とはいえ,フランスは仕事で行ったので,基本的には毎日仕事なのですが,空き時間に思ったより観光させてもらいました. 今回の荷物は 8 年使ってきた 38L くらいのスーツケースと同時期に買った廃盤になっているミレストの財布一体型ポシェット,旅でボロボロになったけど気に入っていたので同じ型を新調したリュックで行きました. 仕事の配布物も入れ,宿で手洗い洗濯するので日数の半分以下だけどいつもより服を多めに入れ,水着も入れたので私にしては重め.空港でスーツケース重量を図ると,10.2kg でした.仕事の荷物が 1kg くらいなので,自分の荷物は 9.2kg くらい. カウンターに預けて身軽になって久々に関空の中を歩く.100 均と薬局に行こうと思っていたのだけど見当たらず,あれ?と思って,空港職員っぽい人に聞くと,「100 均は大分前になくなりました.薬局は一応そこにあります」とのこと.知らない薬局だけど.私は海外に年 5 回くらい行っていた時期もあるのですが,コロナ禍以降行ってなくて,5 年ぶりの関空なのでした.飲食店やお土産店も減っていて,そもそも知っている店が銀行とコンビニしかなく,あれ?と思ってあとで聞いたところ全部コロナで潰れたそうです.衝撃でした.仕事で PC を複数台並べる必要があるので C プラグをもう一つ買って行こうかと思ったので聞いてみたら,「コンビニに確かありましたよ」と教えてくれて,コンビニに行くと,マルチプラグ...高い...3000 円くらいする.昔初めてヨーロッパ行くときに関空の 100 均で C プラグを買ってずっとそれを使っているのでショック.絶対買うものか!と思い,隣の薬局にあるかもと行ってみると,あった.でも,2 個同時に A タイプのコンセントが C プラグ変換につなげて 1000 円.まぁ,今回は仕事だし要るかも,と購入(ちなみに後で経費で落とした). 次は両替...は要らない!今回はヨーロッパに行っては両替して残ったありったけの溜めてたユーロを持ってきたので 5 万円分くらいあるのです.それに色んな予約はオンライン決済してしまっているので食事と交通費とお土産以外は使わないでしょう,と. 今回は仕事で部分同行者がいるので,ゲートの中で見つけて挨拶して現地の駅から一緒に行くことにして自由行動.ラーメンを食べる!が空港価格で普通の 2 倍くらいする...!(後で食事も全部経費で落とせた!) その後はクレジットカードのラウンジへ.建物が違ったのでシャトルでわざわざいく.しかし,ここも世知辛く,昔は確かウィスキー一杯とナッツが無料でいただけたのだが,安い水で薄める自動コーヒー,ジュース抽出機のみになっていた!まぁ,電源確保できるし,他とは席が分かれてるしいいかな.でもシャトルでわざわざ行くところではなくなってしまった. 5 年ぶりに飛行機に乗り込みワクワク.出発の瞬間が好きだ. そしてまずオランダ,アムステルダムへ.久々の 13 時間フライトは結構退屈で,スマホで小説を書いたり,iPad で絵を描いたり,映画を少し見たり,ゲームをして過ごしていた.今回エールフランス KLM の共同運航を使ったのだが,見られる映画の種類がすごく少なくてびっくり.見た映画は前から気になってた「チャーリーとチョコレート工場」.PG12 が付いてるけどなんで?ハートフルなファミリー向けストーリーとかじゃないの?と思いながら見始める.と...平凡な男の子が主人公で童話風の始まり方なのだが,なんだか不穏な空気.チョコレート工場の主,ウォンカが出てきた瞬間さらに不穏さは進んで,ここから超シュールレアリズムの始まり.なるほど,PG12 だなと思わせられる.シュールさをファンタジー世界で描いたのね,と大人の今なら見られたが,あまり気持ちよくないシーンも多々あり,私はどちらかというと感受性が強い子供だったので,子供の頃に見たらトラウマになった気がする.ウンパルンパという小人がいるのだが,これがたまらない.そしてミュージカル風に音楽とダンスで魅せるシーンもあり,独特の曲が耳につく.ラストは捻りも何もなく,あっさりしていた.まぁ一度見て下さいと言いたい映画だ.そして次にモンスターズインクを見た.子供向けだなと思って見たんだけど,まぁなかなかよくできていて,これも一度見て下さい,と言いたい.王道のハートフルなストーリーです. 飛行機は 3 席使えたので足を伸伸ばして々と退屈しのぎを試みてようやくオランダ.今までオランダは乗り継ぎに最もよく使っているのですっかり慣れている.乗り継ぎの時間が結構タイトで,入国審査の列が混んでいて,この時間より前の人,と係員が呼んでいたので航空券を見せて,ショートカットで列の一番前へ進めてくれたので楽々. 続く飛行機でフランスのシャルル・ド・ゴール空港へ. と,嫌な予感がしていたのだが,出てきたスーツケースの車輪が一つ取れて角に穴が開いていた.すぐに向かいのカウンターに持って行き,クレームを付ける.代わりのスーツケースを見せてくれるが,私のものより小さいので入らないのではないかとのこと.同等品を買って情報を送ってくれたら後日振り込む,と言われるが,今からホテルまで移動しないといけないし,翌日仕事の荷物を運ぶのにスーツケースを使う気でいたし,どこでスーツケースが買えるかもわからないし時間もない.何か代わりはないのか聞くと,大きいものならあるけど...とのこと.大分大きくて,機内持ち込みできないよ?と言われるけど,私は今まで機内持ち込みをしたことがなくカウンターに預けるタイプだったので,構わないと答えると持って来てくれた.良いブランドだよ,と言われて,とりあえず確かめると軽量で使いやすそう.これにする,と答えてカーテンを閉めてくれた半個室の中で荷物を詰め替える. 元のスーツケースは 8 年前のもので格安だったので,むしろランクアップした,買い替えようかと思ってたからちょうど良かったと喜ぶ私. 同行者と電車とバスに乗ってホテルへ.途中下りた,通称北駅は,繁華街で汚かった.ホテルに着いたのは深夜 1 時半頃だったのですぐに寝る....

September 20, 2024 / [ trip

Navigo Weekly Ticket(Navigo Semaine)

7 月にフランスのパリに行ったので,旅の情報として役立つことを書いておく. 2024 年 7 月初旬時点に調べた際はこの情報は Web に載っていなかった. パリ公共交通機関アプリではオンラインチケットが買える! パリには一週間乗車券なるものがある. 24 年 8 月現在の価格は 30.75 ユーロだ. 一週間近く旅する人,価格が高いゾーン 5 に当たる CDG(シャルル ・ド・ゴール空港)を含む経路で複数回移動する人は購入しておくとお得になる. しかし駅で買う場合は有人切符売り場でしか買えないので営業時間内に着く必要があり,遅いフライトなどでは当日購入できない.また,氏名記入と証明写真(縦:3 x 横:2.5 cm)貼り付けの必要があり,写真を日本から持って行った方が準備が楽だ. 現地でも空港付近の駅やメトロの駅に証明写真機はあるのだが,現金が利用できなかったり,営業時間外?なのか機械が反応しないことがある.同行者が3 台試したがすべて支払いを受け付けなかった.しかも,サイズがわかりづらくぴったり印刷してくれるとは限らない. ちなみにパリの印刷所では他のプリントをしたのでサービスで Navigo 証明写真のぴったりのサイズに Photoshop で自分でトリミングした写真を通常の A4 用紙に印刷して切り取ってくれた.その話によると,写真の用紙は光沢紙である必要はなく,ただのコピー用紙で構わないということだった. 日本のコンビニコピー機でもぴったりのサイズはないので,少し小さい 3 x 2.4 cm を選んで写真を持って行ったが,有人切符売り場が閉まっており出番がなかった. また,利用できるのは購入日から 1 週間ではなく,月曜から日曜までである.購入可能な期間は使用前の週の金曜から使用する週の木曜日までだが,窓口によっては水曜日でも購入させてくれなかったので注意が必要だ. そして前情報として入手できなかったのだが,実は鉄道会社公式のオンラインアプリからチケット購入ができる. Google Wallet か Apple Pay に対応したスマートフォンを持っている人はオンライン決済とタッチによる改札通過をお勧めする. アプリを起動して,一週間乗車券を選ぶと,まず,アカウントを作成する必要がある.その後,インカメラを使った写真を撮る画面に遷移し,顔を楕円枠ガイド内に収めて写真を撮る.氏名と顔写真を登録すると,無事一週間有効になる. 24 時間いつでも購入でき,この方法がスムーズなので事前に鉄道会社公式のアプリをスマートフォンに入れて行くことをお勧めする. https://apps.apple.com/fr/app/bonjour-ratp/id507107090 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fabernovel.ratp ちなみに Navigo の物理カードが使いたい人は,券売機で発券してから,スマートフォンで決済した金額を NFC でチャージするという使い方もできるが,他者の代わりに決済してあげる以外には使い道がないと思うし,一週間券は本人の端末で買わないと意味がないのであまり利用シーンはないと思う. ということで,スマートフォンが NFC に対応している人はアプリによるオンライン発券とタッチによる改札通過を利用しよう!

August 7, 2024 / [ trip