フランス,パリ出張があり,フランスとイタリアを周遊してきました. ヨーロッパは仕事 10 回以上行ったことがあるのですが,フランスとイタリアは初めてなのでワクワクして 2 日前から眠れませんでしたw どちらも約 1 週間ずつのためかなりゆとりある旅でした. とはいえ,フランスは仕事で行ったので,基本的には毎日仕事なのですが,空き時間に思ったより観光させてもらいました.

今回の荷物は 8 年使ってきた 38L くらいのスーツケースと同時期に買った廃盤になっているミレストの財布一体型ポシェット,旅でボロボロになったけど気に入っていたので同じ型を新調したリュックで行きました. 仕事の配布物も入れ,宿で手洗い洗濯するので日数の半分以下だけどいつもより服を多めに入れ,水着も入れたので私にしては重め.空港でスーツケース重量を図ると,10.2kg でした.仕事の荷物が 1kg くらいなので,自分の荷物は 9.2kg くらい. カウンターに預けて身軽になって久々に関空の中を歩く.100 均と薬局に行こうと思っていたのだけど見当たらず,あれ?と思って,空港職員っぽい人に聞くと,「100 均は大分前になくなりました.薬局は一応そこにあります」とのこと.知らない薬局だけど.私は海外に年 5 回くらい行っていた時期もあるのですが,コロナ禍以降行ってなくて,5 年ぶりの関空なのでした.飲食店やお土産店も減っていて,そもそも知っている店が銀行とコンビニしかなく,あれ?と思ってあとで聞いたところ全部コロナで潰れたそうです.衝撃でした.仕事で PC を複数台並べる必要があるので C プラグをもう一つ買って行こうかと思ったので聞いてみたら,「コンビニに確かありましたよ」と教えてくれて,コンビニに行くと,マルチプラグ...高い...3000 円くらいする.昔初めてヨーロッパ行くときに関空の 100 均で C プラグを買ってずっとそれを使っているのでショック.絶対買うものか!と思い,隣の薬局にあるかもと行ってみると,あった.でも,2 個同時に A タイプのコンセントが C プラグ変換につなげて 1000 円.まぁ,今回は仕事だし要るかも,と購入(ちなみに後で経費で落とした).

次は両替...は要らない!今回はヨーロッパに行っては両替して残ったありったけの溜めてたユーロを持ってきたので 5 万円分くらいあるのです.それに色んな予約はオンライン決済してしまっているので食事と交通費とお土産以外は使わないでしょう,と.

今回は仕事で部分同行者がいるので,ゲートの中で見つけて挨拶して現地の駅から一緒に行くことにして自由行動.ラーメンを食べる!が空港価格で普通の 2 倍くらいする...!(後で食事も全部経費で落とせた!) その後はクレジットカードのラウンジへ.建物が違ったのでシャトルでわざわざいく.しかし,ここも世知辛く,昔は確かウィスキー一杯とナッツが無料でいただけたのだが,安い水で薄める自動コーヒー,ジュース抽出機のみになっていた!まぁ,電源確保できるし,他とは席が分かれてるしいいかな.でもシャトルでわざわざ行くところではなくなってしまった.

5 年ぶりに飛行機に乗り込みワクワク.出発の瞬間が好きだ. そしてまずオランダ,アムステルダムへ.久々の 13 時間フライトは結構退屈で,スマホで小説を書いたり,iPad で絵を描いたり,映画を少し見たり,ゲームをして過ごしていた.今回エールフランス KLM の共同運航を使ったのだが,見られる映画の種類がすごく少なくてびっくり.見た映画は前から気になってた「チャーリーとチョコレート工場」.PG12 が付いてるけどなんで?ハートフルなファミリー向けストーリーとかじゃないの?と思いながら見始める.と...平凡な男の子が主人公で童話風の始まり方なのだが,なんだか不穏な空気.チョコレート工場の主,ウォンカが出てきた瞬間さらに不穏さは進んで,ここから超シュールレアリズムの始まり.なるほど,PG12 だなと思わせられる.シュールさをファンタジー世界で描いたのね,と大人の今なら見られたが,あまり気持ちよくないシーンも多々あり,私はどちらかというと感受性が強い子供だったので,子供の頃に見たらトラウマになった気がする.ウンパルンパという小人がいるのだが,これがたまらない.そしてミュージカル風に音楽とダンスで魅せるシーンもあり,独特の曲が耳につく.ラストは捻りも何もなく,あっさりしていた.まぁ一度見て下さいと言いたい映画だ.そして次にモンスターズインクを見た.子供向けだなと思って見たんだけど,まぁなかなかよくできていて,これも一度見て下さい,と言いたい.王道のハートフルなストーリーです.

飛行機は 3 席使えたので足を伸伸ばして々と退屈しのぎを試みてようやくオランダ.今までオランダは乗り継ぎに最もよく使っているのですっかり慣れている.乗り継ぎの時間が結構タイトで,入国審査の列が混んでいて,この時間より前の人,と係員が呼んでいたので航空券を見せて,ショートカットで列の一番前へ進めてくれたので楽々.

続く飛行機でフランスのシャルル・ド・ゴール空港へ. と,嫌な予感がしていたのだが,出てきたスーツケースの車輪が一つ取れて角に穴が開いていた.すぐに向かいのカウンターに持って行き,クレームを付ける.代わりのスーツケースを見せてくれるが,私のものより小さいので入らないのではないかとのこと.同等品を買って情報を送ってくれたら後日振り込む,と言われるが,今からホテルまで移動しないといけないし,翌日仕事の荷物を運ぶのにスーツケースを使う気でいたし,どこでスーツケースが買えるかもわからないし時間もない.何か代わりはないのか聞くと,大きいものならあるけど...とのこと.大分大きくて,機内持ち込みできないよ?と言われるけど,私は今まで機内持ち込みをしたことがなくカウンターに預けるタイプだったので,構わないと答えると持って来てくれた.良いブランドだよ,と言われて,とりあえず確かめると軽量で使いやすそう.これにする,と答えてカーテンを閉めてくれた半個室の中で荷物を詰め替える. 元のスーツケースは 8 年前のもので格安だったので,むしろランクアップした,買い替えようかと思ってたからちょうど良かったと喜ぶ私. 同行者と電車とバスに乗ってホテルへ.途中下りた,通称北駅は,繁華街で汚かった.ホテルに着いたのは深夜 1 時半頃だったのですぐに寝る.

この先から仕事が始まるのだが,仕事のことは割愛して,観光した情報を書いていきたい.